くわだてありき

田橋るう(たばし るう)です。吹奏楽とかアトマネとか高架下とかのはなしをしてます。

どうしてJ-フュージョンは吹奏楽の中で生き残り続けるのか

先月、荻窪のベルベットサンにておこなわれた、こちらの対談。 www.velvetsun.jp 挾間美帆&シエナ・ウインド・オーケストラの新たな試みを軸に、ジャズと吹奏楽の関係について語るイベントでありました。残念ながらわたし自身が同時刻に別の場所で喋る機会…

音楽堂これくしょん 東京文化会館 小ホール

昨日行ってまいりましたのは、言わずと知れた東京でも有数の歴史あるホール、東京文化会館。1961年のオープン以来、多くの著名演奏家を迎え、コンサートに、オペラにと、連日華々しく催事が繰り広げられています。 大ホールは2303席。オーケストラはもちろん…

神田橋ジャンクション

気圧の高低差のはげしい5月も、いくぶん収まってきたある夜、ふと思い立ったので、兼ねてからじっくり眺めてみたかった神田橋JCTへ遊びにいってきました。 最寄駅は東京か神田です。距離的には神田の方が近いのですが、他にも用事があったので今回は東京駅…

「わたしが一番きれいだったとき」

新しいアーティストというのは、聴いてみるまで、その良しあしがわからない。そりゃ至極あたりまえのことだ。 では、私たちはどうやって新しいアーティストを知り、聴き、気に入ったり気に入らなかったりするのだろう。 海外でとても売れっ子になって、今度…

箱崎ジャンクション

わざわざ捕まりに行ったようなものだった。こんなに好きになるとは、予想だにしていなかった。 首都高のそばにいると、何とはなしに気が休まっていることに気づいたのは、たぶん一年前ほどのこと。折に触れあちこちの首都高近辺に出かけ、散策し、見上げ、眺…

楽屋のまもり 〜演奏者への面会にまつわる攻防、あれこれ〜

まごうことなく、楽屋というのは演奏家にとっての聖域である。本番前には楽屋でこれから立つステージを思って震え、本番後には自分の犯したミスを思って泣くのだ。それらすべてはステージや客席と隔てられた楽屋の中で行われ、衆目の目から守られる。 ただ、…

音楽堂これくしょん(特別枠)普門館

壊されると知ると「あと一目」とつい思うのは人の性、でしょうか。 このような報道がされてから、一度この目で見ておこうと、何年かぶりに訪れてみました。 * * * 最寄駅は東京メトロ丸ノ内線の中でもレアな駅「方南町駅」です。JRから新宿で乗り換える場…

【速レポ】SIOフィルとは一体いかなるバンドなのか

昨日夜、池袋の東京芸術劇場にて行われた『東京芸術劇場コンサートホール SIOフィルハーモニックウインドオーケストラ ドリームコンサート2018』を聴いてきた。 個人的にはもう何度も聴いている演奏会シリーズだが、いまだご存知でない方のためにちょいと解…

音楽堂これくしょん 野方区民ホール

今回お邪魔したのは、野方区民ホール。中野区がJTBコミュニケーションズに委託して管理している音楽堂です。 www.nicesacademia.jp 高田馬場から西武新宿線に乗って5駅のところにある、野方駅が最寄りです。ラッシュアワーは高田馬場の狭いホームに人が溢れ…

音楽堂これくしょん 三鷹市芸術文化センター 風のホール

東京のまんなかあたり、都心とはちょっといいにくくなってくるとはいえ立派に東京都内のJR三鷹駅からアクセスできるホールは、さていくつあるでしょうか。北口の方へずずいと進めば武蔵野文化会館(公称では徒歩17分)。クラシック愛好家の間では敬意をも…

【niche】横浜市の区にはだいたい区立のホールがあるという話

このまえ何の話題だったか、Twitter上で横浜市内のコンサートホールのはなしを見かけたんです。区立のホールの話題でした。話の内容は全然おぼえていないんですが、横浜市にはほぼすべての区にひとつ以上はコンサートホールがあるんですよね。区立で建てられ…

無色の時間

端っこの方とはいえ音楽にかかわる仕事をしていると、ときどき『まっさらな時間』がむしょうに欲しくなる。仕事でも音楽を聴き、行きかえりの満員電車をまぎらわすために音楽を聴き、街を歩いているときには街頭のざわめきやストリートミュージシャンの歌声…

埼玉県新人戦

夏の全日本吹奏楽コンクール、冬のアンサンブルコンテストに加え、近年新たに年中行事となりつつあるのがこの「新人戦」です。1/14日に埼玉で開かれた、第10回となる新人戦の様子を少しばかり見てきたので、レポートします。 埼玉県内の吹奏楽関係、学校関係…

The another side:Chicagoひとり旅レポ

MidwestClinic2017という教育音楽の巨大カンファレンスを目的にしてシカゴに4泊5日のひとり旅をしてきました。吹奏楽以外の部分でも、何かと日本との違いを感じる機会が多かったので感じたままを素直に書いておこうと思います。

(ブース編)MidwestClinicはじめてレポート番外編2

これまでコンサートや講座のことばかりお伝えしてきた本レポートですが、遅ればせながらようやく、それ以外の部分にも触れていきたいと思います。 そう、セッションの会場を全て足したのと同じくらい広大な、物販・展示会場についてです。 アメリカのみなら…

(食べ物編)MidwestClinicはじめてレポート 番外編1

さて、ミッドウェストクリニック2017の様子を4日分お届けしてきた訳ですが、クリニックやコンサートの様子以外にもたくさんお伝えしたいことがありすぎるので、番外編としていくつかまとめたいと思います。別にランキング形式ってわけではありませんが、な…

MidwestClinicはじめてレポート(その6・23日)

12月20日〜23日の4日間、シカゴはマコーミック・プレイスで開かれていたMidwestClinic2017にはじめて参加した様子をお届けする本レポートも、ようやく最後の1日分となりました。 過去の記事はこちらからどうぞ。 巨大な教育音楽のカンファレンス、MidwestC…

MidwestClinicはじめてレポート(その5・22日後半)

前回に引き続き、ミッドウェストクリニックの3日目(22日)の模様をレポートします。 (※前回までの様子はnoteから随時移植します) 後半戦は、まず同族アンサンブルのコンサートから。 ◆14:30~15:15 Creekwood Middle School Percussion Ensemble シン…

Hallo,hallo.

ブログのプラットフォームを変えようと思い立ったことについて ここ2年弱ほど、note(https://note.mu/urunatsuki)を使っていて、どうにも書いてはあいだが開き、書いては開きということを繰り返していた。他の場所に引っ越しすることを考えていたのだが、…

MidwestClinicはじめてレポート(その4・22日)

短かったのですが濃密なシカゴ滞在を終え、日本のお風呂(特に湯船)の素晴らしさを実感しております。体調管理優先にしたため、当日にレポートすることはさすがにできませんでしたが、3日目の様子をお届けします(後半はこちら)

MidwestClinicはじめてレポート(その3・21日)

1日目にだいぶとばしてしまったせいか、2日目は少々スローダウン。 ホテルの朝ごはんはけっこう美味しいのですが、時間までに起きられず、食べそびれました。明日22日は朝から観たいものもあるので、あまり無理せずに(1人旅ですから、自分だけが頼り…!…

MidwestClinicはじめてレポート(その2・20日の夜)

昨日、Ceder Park Windsの演奏が終わって移動しようとしたところ、青い係員のベストを着たお兄さんたちに声をかけられました。「ステッカーは要るかい?」と言われ、とっさにじゃあ1枚、と手がでました。 Doc Severinsen、このアメリカのトランペット奏者は…

MidwestClinicはじめてレポート(その1・20日)

今回はじめてMidwestClinicを訪れることとなり、せっかくの機会なので毎日レポートを書いていきたいと思います。アメリカはじめての筆者ですが、とぼしい英語で悪戦苦闘する様子も含めてお読みいただければ幸い。 ミッドウェストの正式名はThe Midwest Clini…

音楽堂これくしょん ルーテル市ヶ谷ホール

本来は教会なのですが、付随しているホールをミサだけでなく一般に貸し出している施設です。ちなみに隣には信徒のための宿泊所などもあるもよう。マルティン・ルターがひらいた「ルター派」の教会です。 市ヶ谷の駅はJRにメトロに都営線と、便利のよいところ…

ブリッツ・フィルの犠牲を無駄にはすまい/吹奏楽演奏会の表方におもうこと:

もうだいぶほとぼりが冷めたろうと思うが、覚え書きもかねてまとめておきたい。この事件はおそらく、吹奏楽の未来のために教訓として残しておかなければならないだろうと思うからだ。 2017年6月7日、ティアラこうとう大ホールで行われた演奏会「ブリッツの課…

マナーてなあに? アメちゃん問題

コンサートホールでうるさいノイズと言われるもののひとつに、アメを開ける音がある。ビニールの小袋をガサッと言わせる、あの音に不快感を感じる人は多い。

あれ、あの曲なんて名前だっけ、サンライズ?朝日? ~並べてみよう!課題曲の似たような曲名&音源~

課題曲には似たような曲名ばっかりで、どれがどれだか分からなくなる。吹奏楽関係者なら、思わず「そーそー」と言ってしまいそうな、鉄板のあるあるネタです。多い多いと言われてはいましたが、じゃあどのくらい似たような曲名があるのか、いっちょ調べて、…

チラシは「折り込む」? それとも「挟み込む」??

現代の日本においてはまだまだ、コンサートにチラシは不可欠のもの。これは誰でも知っている。そして、ちょっとしたアマオケやら吹奏楽団やら合唱団やらで活動をしたことのある人だったら、自分たちのだいじなだいじなチラシをもらってもらうためには、他団…

音楽堂これくしょん 杉並公会堂

本日行ってきたのは、杉並区は上荻にあります、杉並公会堂。 2006年に新装、モダンにリニューアルしてから、もうすぐ10年経つのですね。 荻窪駅から徒歩7分ということになってますが、これがけっこうくせものな数字でして。ホールの運営側としては、きっ…