くわだてありき

吹奏楽(全国大会以外)とかコンサートホールとか高架下とかの話が主です。

音楽堂これくしょん きゅりあん(品川区立総合区民会館)

本日は大井町駅激近の、きゅりあんに行ってまいりました。品川と聞いて、大抵のひとの意識は、あの巨大な駅…品川駅のみに集中するのではないでしょうか。しかし品川区は臨海部のみでなく、品川宿、大崎、荏原とたくさんの地域が含まれています。そんな多様で意外に大きい品川区の区民会館(総合区民会館)は、大井町駅前にあります。品川からは京浜東北線で、一駅だけ南下。

 

駅を出たら、りんかい線の乗り場と反対側、東口を目指しましょう。間髪を容れず、きゅりあんのあるビルが目の前に現れます。え、大型電機店しか見えないって? そうです、そのビルの中にきゅりあんもあるのです。駅まわりを再開発した際に複合施設としてオープンしたもので、各階の表側には店舗が、その後ろ側に会議室やホールが収まった不思議な同居の仕方をしているのが特徴。
1Fに小ホール、7Fにイベントスペース(セミナーなどを開催するようなつくり)、そして8Fに大ホールが収められています。

 

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電機屋の店頭に目をとられていると入り口がわかりづらいですが、ビルの正面向かって右手側が小ホールの、左手側が大ホールの入り口です。
急いでいるときこれを間違えると最悪なので、事前にどちらのホールでの催しなのかは要確認です。大ホールへはエレベーターで上りましょう。
この手のビル中ホールの弊害として、ロビーのスペースが限られ、狭くなりがちですが、きゅりあんは割合頑張って容積を確保している方ではないかと思います。

 

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縦の空間、ロビーの1Fと2Fを吹き抜けで繋いでいるので、ひろがりを感じます。

 

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ロビーのソファには、なんだか不思議な石のモニュメントが。

 

 

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ホールの中はというと、これも入ってみるとなかなか、広々としています。

ワンスロープ型、つまりホールの最下段と最上段が中でつながっていて、客席を通って行き来できるタイプなのも、広く見えるのに一役買っているのでしょう。実は席数は1,074と、都内の他ホールにくらべてそこまで大きいわけではありませんが、ステージ幅が大きいのでオーケストラなど大きい編成のものもよく行われるようです。

 

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ロビーの窓からは大井町駅の様子がとっくり眺められます。

大ホールでも使用料としては、区立なだけあってそこそこリーズナブル。平日なら全日利用で約25万、土日でプラス5万です。ホールの響きとしてそこまで突出しているわけではありませんが、立地と交通の便が抜群なのを考えれば、お値打ちだと思います。

 

(2017/6/24のband-searchlight niche newsより転載)