くわだてありき(Bandsearchlightブログ)

吹奏楽(全国大会以外)とかコンサートホールとか高架下とかの話が主です。

音楽系ウェブマガジン一覧

新型コロナウイルス感染症の影響で、たくさんの演奏会が中止になり、いまもその数は増え続ける一方です。外出する気にもなれないし、自宅待機で部活は開店休業or中止、楽器もさわれずやることがない…と思っている方のお役に立てばと、音楽系のウェブマガジンのリンク集をつくってみました。たぶんガンガン抜け漏れてると思うので、もし他にあったらTwitterとかで教えてくださるとありがたいです。ちなみに各コメントは管理人の個人的意見なのでご了承ください。

 

 転載時追記:

サイトをリニューアルした時に、おためしがてら書いた記事をはてブロに転載したものです。以前にこれをまとめた時には、2度目の緊急事態宣言については予測もしていませんでした…。
ますます閉塞感にさいなまれる日々ですが、どうかすこしでも平穏な心を取り戻す助けになれば幸いです。

 
 

ONTOMO

音楽之友社が満を持して2018年に開始したWebマガジン。普段は紙の音楽雑誌を読まない人にもとっつきやすい、ライトな記事が多め。星占い(ちゃんと音楽好きのための内容になっている!)なんかもあったりして。とはいえその中身は本格的なものばかりで、さすが老舗音楽出版社、という矜持を感じさせます。サイトのデザインが可愛い!

 

SPICE(スパイス)

イープラス提供のウェブマガジンです。紙媒体だとIntoxicate(イントキシケイト)というフリー情報誌がありますが、これはそれとゆるやかに結びついているようで、同じ内容が掲載されていることも。ということで、記事のクオリティについてもWebマガジンとしてはかなり上質だと思います。クラシックよりその他ジャンルが強いですが、いま旬なアーティストについての記事が充実しているWebマガジンです。越境ジャンルにも期待。

 

eぶらあぼ

言わずと知れた、日本で最も読まれているクラシック系の雑誌「ぶらあぼ」のWeb版。スマートフォンからだと少し重いかもしれませんが、広告のみならず読み物としての機能も、当然充実しています。紙媒体でないと字数を気にしなくていいので、ロングなインタビューなども。

 

Mikiki

タワーレコードの提供なだけあって、ニューリリース情報はとても手厚いです。PR記事もありますが、オールジャンル網羅でコラムやレビューもあります。

 

音楽ナタリー

超巨大ニュースサイトの音楽部門。クラシック系の記事はほとんど見かけませんが、たまにジャズ寄りのアーティストなどが取り上げられていることがあって、時々チェックしています。

 

吹奏楽マガジン BandPower

かつてBandPeopleという雑誌(1999年に休刊)がありました。バンドジャーナルよりもくだけた感じで、ティーンエイジを中心に人気でしたが、このBandPowerはその休刊後に後続のWebマガジンとしてできたもの。ネットショップも併設なのでやや広告が多いですが、「スペシャル」「レポート」などのタブからは、富樫鉄火氏のコラムや各地のコンサート評なども読めます。

 

Mercure des Arts(メルキュール・デザール)

西洋芸術音楽批評に注力したWeb媒体として、ユニークな立ち位置を保っています。CD評にコンサート評、読み応えのある記事が並びます。

 

CLASSICA(クラシカ)

since1995というので、音楽Webマガジンの中では最古参の部類なのでは。パソコンからでないとちょっと見づらいかもしれませんが、現在も絶賛更新中です。

 

REALTOKYO

いわゆる美術、現代アートなどのレビューが多いです。音楽関連の記事は多くないけど、隣接する領域だし、現代オペラなどの場合はポリシーに合っているので、フォローしておいて損はないWebマガジンのひとつだと思います。

 

OTOTOY(オトトイ)

大手Webマガジンにはない、セレクト感のある紙面だなあと思います。クラシックはサントラと抱き合せで1つのジャンルにくくられていて、ここで紹介されるものは結構好きです。個人的に他のジャンル分けも納得感強し。

 

Violinear(ヴァイオリニア)

ヴァイオリン学習者のための珍しいWebマガジン。楽器のこと、コンクールのこと、受験のことなど、ニッチな記事が並びます。こどもにヴァイオリンを習わせている親御さん向けでもあるのかも。

 

COSMUSICA(コスムジカ)

コラムライブラリーということで、たくさんのコラムが単発、シリーズとも豊富に揃っています。ちょっとした雑学を仕入れたい時、スイスイ読める感じの軽い読み物がたくさんあって、いい時間つぶしになりそう。

 

asunone -明日の音- これからの音楽マネジメントを考える自由研究帳

クラシック音楽マネジメントに特化した内容。特に音楽を仕事にすることを考えている人、音楽関係の仕事に携わっている人には興味深いだろうと思います。紙面は女子ウケする可愛らしいデザインですが、音楽ビジネスなどの骨太な記事がメインです。

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普段は聴かないようなジャンルにも、手を出してみるいい機会かもしれません。こんな時だからこそ、音楽は私たちに必要不可欠なものだと信じています。