くわだてありき

田橋るう(たばし るう)です。吹奏楽とかアトマネとか高架下とかのはなしをしてます。

2018全日本吹奏楽コンクール地方予選のたび(おぼえがき)

 今年の夏はどこにいこう…あれこれ考えた結果、2018は「愛知と京都の県大会」にしました。四国、中国方面を攻めるには2日しかとれなかった休みが惜しかったのです。

 本当は広島周辺とかに行ってみたかったんだけど、旅程に6日が含まれているため難。(追悼等の関係でコンクールもおやすみ)広島行くなら山口とか島根方面も…とも思ったが、大会日程とアクセスの面で難しく。そもそも今回、日程が7月中ではないので、県大会しかチョイスができない。

 うーむ、と悩んでいたところに、思い出したのです。そういえば静岡そだちのくせに、おなじ東海地区の愛知はノータッチだったぞ、そして「響け(以下略)」ですっかりおなじみになった京都の県大会にも行ってないぞ、と。

 詳しい考察などはいずれまた!ということで、とりいそぎ覚えているうちにいろいろと気づきを書き残しておきます。

 

京都府大会 高校A編成の部

2018年8月6日 @京都コンサートホール

開演時間:1日あたり29団体

最寄駅:京都市営地下鉄北山駅」から徒歩2〜3分

ホールキャパ:1833席(座席表)※ステージ真横〜P席は入場不可だったので、おそらく最大値から200席ほど減っていると思われる。

入場料:一般は前売り1000円 ホールのHPから事前購入可能(要会員登録)

プログラム:有料 300円

(府大会の全日程が掲載されたもの。厚紙でのくるみ製本仕上げ 全36P)

大会名看板:P席のすぐ前あたりに、天井からバトンで吊っている。

(朝日の旗がステージ向かって左。)

入りハケ動線:上手舞台袖下手舞台袖

 

そのほかの気づき:

*レセプショニスト(案内係)ありのコンクール 初体験
なんとなんと、ホールのレセさんがいる。珍しい。(もちろん学生の誘導員はまた別にいる)1回演奏するごとにお客の出入りがあるなんて、普段あまり経験なさってないだろうから、かなり大変そうだった。

 

*衣装の傾向:
 なぜか白ブレザーが多い印象を受けた。白ブレザーに赤いスカート(+赤いハイソックス!)の女子校は、なんだか昭和の東京オリンピックの制服みたい(いや、あれは色が逆か。)

 

*ホールが音響抜群

 ホールはとてもいいところ。三鷹の「風のホール」のような長方形で、ステージが低く、後ろにP席がぐるり。(P席の椅子は畳めるようになっており、スタジアムのベンチのように真っ平らになっていた。)→布地の面積を少なくして響きに貢献するためだろう。

 ホールの解像度が高いので、音の塊の中が透けて見えちゃう。吹奏楽編成だと飽和しやすい(今回は聞けなかったけど、小編成だとまた違ってくるかも)力でゴリ押しするような演奏にはたいへん不向き。残響は多いけど、音の芯がはっきり見えるから、音色の悪さを隠すことはできない。

 

*写真撮影場所
 ホールドア出てすぐのところにある、1Fと2Fをつなぐまるいスロープの中央の円形スペース。周囲のスロープ状の通路から親御さんも思う存分撮影できて、かなりいい感じ。

 

*マナーについての注意方法

 携帯使っているひとたちはあまりいない。音もならないし大変静か。
 (追記)携帯電話抑止装置が作動していたもよう→ホール内では圏外になる。
 LR席のマナー(身を乗り出さない、手すりにものをおかない)はわるし。

 ドリンキング、お手振り(ステージ上の身内に手を振る行為)はあり→注意なし。

 アナウンスの内容はだいたい……進行の妨げになるから客席が明るくなったら(べつのタイミング指示だったかも)速やかに空いている席に座れ/端席に座るな、奥へ詰めろ/荷物を置いて席とるな/課題曲と自由曲の間で拍手するな/手近の席に座れ/携帯電話、携帯ゲーム機などは使用不可、電源を切れ/ETC ※飲食禁止のアナウンスがないことに今気づいた。

 指示方法は入れ替えのたびにプラカードで客席練り歩きのほか、これも入れ替えのたびにステージ上からマイクで注意。

 

*ロビーの様子

 朝日新聞が机4つほど使った大きなブースを出していた。それ以外は普通。号外配布あり。
 これまでの審査結果を貼り出してある一角あり。
 京都府大会は例年、審査結果を生徒・関係者に優先しており、席に座りきれない一般聴衆・保護者はロビーで待機するようにとのことだった。

 

総括

 ・これまで周ったことのある大会の中ではダントツに静か。しかしなぜか、全体的にギスギスした空気。

 ・携帯電話以外のマナーは意外と平均並み。

 ・ホールは最高に良い音響だが、あまり吹奏楽向けではない。大編成より小編成向け。シンフォニックで薄い響きが映える。でも、このホールで育ったバンドはそれだけで他県と差がつくだろうとも思った。

 

 

 

 

■愛知県大会 中学A編成の部

2018年8月7日 @豊田市立文化会館

開演時間:1日あたり18団体

最寄駅:新豊田駅愛知環状鉄道)or豊田市駅名鉄豊田線

ホールキャパ:1708席(座席表

入場料:当日券800円 当日9時半ごろからホール入り口で販売開始

プログラム:無料配布 A4見開き(無地の白コート紙、たぶん90Kg程度)

※最近販売のプログラムしか見てない。案外レアかも!

大会名看板:ステージ奥の反響版に固定。(朝日の旗がステージ向かって右。)

入りハケ動線:下手花道から入り、上手舞台袖から出る。

 

*ホールについて:

 ごくごく一般的な文化会館スタイル。

 反響版はティンパニ通行OK。下手にのみ花道あり。ピアノは上手固定。

 ピアノの移動はホール職員が2~3人ついて、その都度。手厚い。

 

 

*マナーについて:
 開会式のあとに事務連絡として、鑑賞上の注意がひとしきり読み上げられた。
 内容はだいたい…演奏中は出入り禁止/携帯電話電源は切って/課題曲と自由曲の間で拍手するな/熱中症のことがあるので適宜水分は取れ(New!)
 それ以外の、プラカード等でのマナー周知は一切なし。後半になって、2度ほどケータイ鳴りあり。基本的にはおおらか。みんなそれなりにおしゃべりする。乳幼児の退出案件も1回あった。

 

*連盟からのお願い事項:
 京都では入れ替えのたびに毎回言うのは「電源OFF」だったけど、愛知では東海大会の「中高生券」についてのアナウンスが毎回入っていた。ついでに講評の直前には事務局の人から、広島の吹奏楽連盟におくる義援金についてのお願いまであった。

 

*衣装について:
 中学生だし公立校ばかりなので、演奏会用の衣装で出演していたところはなさそうだったけど、セーラー服率が異常に多いのはなぜだろう。ブレザーの学校がそんなに少ないのかしら。襟のラインやリボンでしか見分けられない。

 

*出演者リボン:

 

 そういえば京都府大会には出演者識別用のリボンが見当たらなかった。愛知県では黄色のリボンが出演者の肩にひらひら。よく見る懐かしい風景。

 

総括

 愛知はおしなべて、不自然な動きの統一とか、ザッ立ち、正面睨みなどのおかしなステージマナーが少ないように感じた。みんな自然に音楽のために体が揺れ、おわったら先生に促されて立ち上がる。

 地区予選を経ているのもあるけど、どこも音色、音程ともよく整っていて、気持ちよく聞ける。埼玉みたいに、みんながみんなおそろしい完成度、ってわけじゃないけど(あれはあれでまた何かと思うこともあり)かなりレベルは高いと言ってよいとおもう。