MidwestClinicはじめてレポート(その3・21日)
1日目にだいぶとばしてしまったせいか、2日目は少々スローダウン。
ホテルの朝ごはんはけっこう美味しいのですが、時間までに起きられず、食べそびれました。明日22日は朝から観たいものもあるので、あまり無理せずに(1人旅ですから、自分だけが頼り…!)4日間の長丁場を楽しみたいと思います。
◆10:30〜11:00 CHAT ROOM Q&A with Composer John Mackey
遅く起きてまず向かったのはW180教室で行われる、ジョン・マッキーに質問をする会でした。…のですが、長蛇の列。入り口のドアが見えないほどです。
アメリカ人の並び方、並ばせ方は、日本人からするとけっこうな雑さで、でも「郷に入っては郷に従う」と言いますし、まわりも横入りなどはしません(マナーの意識が強いようです)ので、待つしかないか、と思っておりましたらなんと……定員オーバーで入場すること叶わず。
W180は昨日のセッションで入りましたが約100名ほどの会場だったので、さきほどの行列の長さから言って、まあキャパオーバーになるのは自明でしょう。もう少し大きい会場にしてくれていたら…と恨み節を言ってもしかたありません。それだけアメリカでもジョン・マッキーの人気は凄まじいということがわかりました。
MidwestClinicはじめてレポート(その2・20日の夜)
昨日、Ceder Park Windsの演奏が終わって移動しようとしたところ、青い係員のベストを着たお兄さんたちに声をかけられました。「ステッカーは要るかい?」と言われ、とっさにじゃあ1枚、と手がでました。
Doc Severinsen、このアメリカのトランペット奏者は(にわか付け焼き刃の検索によると)なんと1927年生まれの90歳、クラシックもジャズもなんでもござれの、文字通り「生ける伝説」だということがわかりました(所要時間3分…)
アプリの公演情報によると、Elmhurst College Big Bandのバックで、ほかにゲストヴォーカルとしてVanessa Thomas、とのこと。この出迎えかたは、ジャズが門外漢の私でも只者ではない感じを受けました。
で、アプリに来てたメッセージを開くと、「ドクがくるよーーー!」というテンションの高いお知らせを受信していました。Seating is first come, first served.というメッセージを読んであわてて向かうも、着いた時には会場はほとんど埋まっていました。
MidwestClinicはじめてレポート(その1・20日)
今回はじめてMidwestClinicを訪れることとなり、せっかくの機会なので毎日レポートを書いていきたいと思います。アメリカはじめての筆者ですが、とぼしい英語で悪戦苦闘する様子も含めてお読みいただければ幸い。
ミッドウェストの正式名はThe Midwest Clinic International Band, Orchestra and Music Conference。1946年に120名のミュージック・ディレクターたちの会合として始まったというので、なんと今年で71年目の開催。バンドだけでなくオーケストラやジャズなども含まれるのは、意外と知られていないかも。毎年開催会場となるマコーミック・プレイス McCormick Place (West)は非常に大きなカンファレンス会場です。西館のみを使用しているのですが、会場面積としては東京国際フォーラムまるごとくらいを想像していただければと思います。
会場に着くと、まずはregistration(登録)を行います。参加形態に応じた受付が並びますが、時間帯によってはとんでもない行列になっていました。はじめての参加者は、参加証に”First time Attendee”という白いリボンがついてきます。
巨大なカンファレンス会場についても触れたいところですが、それはあとでまとめて記すことにして、まずは本日観たSessionについて。